アリアナグランデ 両面ピンナップ Magazine
まだ何の過去もない鍬のお写真の出品です。\r\rこの写真の鍬の未来は\r下記参照の\rクワクワ　ドキドキッ\rもとい\rワクワク　ドキドキッ\rなドラマティックな鍬生を辿るのでしょうか。\r\rこちらの鍬のお写真\r大きさはＬサイズ\r欲しい方がおられましたら、\r1枚目の写真を厳重に封筒に入れ、\r郵送で送らさせて頂きます。\r\r\r\r祖母が畑のし過ぎで腰痛になり\rドクターストップがかかった。\rもはや誰の助言も、\r全く意に介する気のない祖母は\r畑に出たがった。\r父はじゃじゃ馬媼をなんとしても止めるべく、\r鍬を隠し、誰かに盗まれたと嘘吹いた。\r一緒に出かけた際、\r農協やコメリに寄りたがったが、\r聞こえないふりをしていた。\r帰りに山道を走っていると、\r農作業を終えたお爺さんが\rちょっとその先まで乗せて行ってくれと\rヒッチハイクをしてきた。\r民家のある所まで乗せ、\r「ありがとう」と言うと\rお爺さんはその集落に姿を消した。\rそして帰宅した父と祖母は\rトラックの荷台にほぼ新品の鍬を見つけた。\rお爺さんの忘れものだった。\rすぐ様その集落に戻り、\r降ろした辺りで心当たりを聞いたが、\r誰も該当者はいなかった。\r\r棚からぼた餅\r荷台から鍬\r\r祖母は予期すらせぬ方法で\r鍬を得たのであった。\r\r祖母はまた盗まれてはならぬと\rすぐさま油性マジックで名前を書いた。\r\rダブルピースで満面の笑みの祖母\r猛々しい盗人の名前が書かれた鍬\r良心の呵責で少し曇り顔の父\r三者三様の集合写真が送られてきた。\r\r孫に出来ることと言えば\r祖母にバチがあたらないよう\rクワバラクワバラと\r心の中で唱えておくことしか出来なかった。